水管理 
       
間断かん水を始めるまでは溜水にして管理を行います。


         活着後は稲の生育に合わせて徐々に深水管理を行います。

         稲の根を下方伸長を促す為に間断かん水を行います。

         土壌表面のトロトロ層が厚い場合や土壌が軟化傾向に
         ある場合は、土壌の稲株支持力低下による倒伏が起こ
         りやすいので強めの間断かん水や中干しを行います。
       


          

あなたはどちらを選びますか




左が有機米を炊いたご飯。  右が一般米を炊いたごはん。



左が有機米おにぎり   右がコンビニおにぎり 




品質の違い













秋作業
       
収穫が終わったら出来るだけ早い時期にに秋作業を行います。
       稲藁や稲株の分解を促す有機資材や有用微生物群等を散布し耕起
        を行います。


       秋の天候の良い時期に、ドライブハロー等で数回耕起を行うことで
       有機物の分解が促進されて雑草抑制効果が期待出来ます。









有機検査
       

        每年1年以内
有機の検査又は調査が行われます。


          検査はほ場の入水路、排水路、除草剤使用の有無等
          ほ場周辺の有機性確認から使用資材、栽培日誌や有
          機農産物の保管場所、保管状態から出荷に関する現
          地確認と記録等の確認作業が行われます。




          業務委託先にも出向いて有機性の現地確認作業から
          書類の確認作業が行われます。





















出荷   
       
有機検査を受け、認定を受けた農産物に有機の表示(有機JASマーク)を
         して始めて有機農産物として出荷出来ます。





  





  
  








































              有機米として福井市内のスーパーでも販売されています。



  
収 穫 
       
穂軸の先端部分の黄変を確認し刈り取り敵機を
         見極めて行う。


         出穂後から刈り取りまでの日数は、日平均気温の
         積算温度で800℃~1000℃内外が目安で行います。
         (中生品種)








除草対策 
        
草が元気を出さないほ場管理


          前年の収穫後から、稲藁、稲株の分解を促し、田植え後に
          ほ場上部に未熟な有機物を残さないような耕種を秋より行う。

          写真右は田植え後のほ場中にある未分解の稲藁に根を張る
          コナギ

  
          秋、及び春に有用微生物群等を使用し有機物の分解を
          促進してガス沸きの無いほ場管理に努める。


          春からは有用微生物群等を活用し雑草種子の発芽促進
          を促すと同時に、田植え後に米糠ペレットや米糠等の有
          機物を土壌の表面に置くことで発芽が抑制される効果が
          期待される。
           
            
             写真右はトロトロ層の発達で雑草が抑制されている収穫前の水田
ほ場準備
      
春の天候の良い日が続き、ほ場が乾燥状態になれば
       ハロー等で土を砕いて有機物の分解促進を促しておく。   

        漏水田では雑草が出やすいので漏水対策をしておく。       
        4月上旬の入水時に有用微生物群等を活用し、雑草の
        発芽促進を促す。

        
        雑草の発芽が多く、植え代掻きまでの期間が長い時は
        代かきを行い生えた雑草の処理をしておく。


        
        植え代かき2週間前位にもう一度有用微生物群等を活用し、
        雑草の発芽をさせ植え代掻きで処理する。


        植え代かき時に深水にして浅く代かきを行うことで耕種的
        にトロトロ層を作る方法も雑草抑制に効果が期待出来る。

        右のグラフは、コナギの発芽試験データーです。
        水だけに対して有用微生物群(EM)との比較です。
        有用微生物群(EM)を活用することでコナギが早く発芽
        することが確認できます。





    
田植え
      
植え付け深度は2.5cmを目安に、植え付け本数は2~3本を
        目安に行う。

        栽植密度は、ほ場の肥沃状態に合わせて決める。肥沃でない
        生育の少ないほ場では栽植密度を多めにして植える。
        前年の収穫量やほ場の雑草の発生状態等を考慮して決める。

       
  






   育 苗  
          健全な苗の生育は、苗半作と言われるくらい農家にとっては
          非常に神経を使う大事な作業です。


          育苗がうまく出来ないと、後の農作業に大きく影響してきます。
          基本的には自家採種の種籾を使用し、自家配合の有機に
          適合する床土や市販の有機適合床土を用いて行います。


          温湯処理で病気予防を行い、塩水選で種籾の選別を行った
          後、有用微生物群等を活用してハト胸状態まで給水させます。

 
          この状態で播種機を使い苗箱に入れます。苗箱に入れた後、
          通常は育苗機に入れ温度をかけて発芽しますが、温度を
          かけることにより根の発育が遅れることがあるので、ハウスや
          路地等で自然出芽を行います。

      
            約1ヶ月の間、天候に合わせた温度管理、水管理を行い、
          徒長しないように生育管理を行います





 有機栽培米とは
 ① 種播き又は植え付け前2年以上、禁止されている農薬や化学肥料を使用しない
    田畑で生産。
 ② 遺伝子組換え由来の種苗を使用しない。
 ③ 原則として農薬・化学肥料を使用しないで栽培を行う等、地域環境への負担を
    できる限り  軽減した栽培で生産したお米です。
   さらに生産から最終包装に至るまで、有機性が損なわれることの無いよう管理
   されており、それを第三者認定機関で検査や調査されたものに限り、有機JAS
   マークとともに有機又はオーガニックの表示をして販売が認められています。

  種籾の選別

      
  良いお米の栽培は種の善し悪しにかかっています。

           
自家採種により土地に馴染んだ稲が生育していきます。
                                              

           
農家の試験では自家採種の種と購入種では育苗段階から
          違いが見られると言われています。
  
          
右のグラフは塩水選の比重と収量の関係を示したものです。








安全で安心して美味しくいただける
有機栽培米の出来るまで